2014年5月31日土曜日

スウェーデン研修記 その2

フィンランドから、スウェーデンへの移動は、人生初の船泊を経験しました。
美しい、日の入りと日の出を見る事ができました。

そして、スウェーデンのストックホルムに到着して、エーリック・グンナール・アスプルンドが設計
した森の斎場を見学。






















翌日には、今回の本命の一つ目、スウェーデンのシルヴィアホームと言う、スウェーデンの王妃が
建立された、デイケアセンターに訪問させて頂きました。
何故、建築でディケアホームなのか?
建築とは、この世に生を受けてから全うするまでのほとんどの時間を過ごす場所。

人一人の人生の様々な状況やシーンにも対応するべきと考えており、今回お世話頂いた方の
ご尽力で施設を見学させていただけるとの事で、皆で是非勉強させていただこうとお伺い致しました。




















日本でも採用されてはいるとの事をうかがいましたが、これは回想部屋。
昔の道具や住環境で昔を思い出す為だそうです。




















この椅子は、人間はあまり広い空間では落ち着かず、狭い空間の方が心地よく安心して過ごせる
ので、心を落ち着ける為に、座りながら包まれるチェア。

リビングと寝室をはじめ個室のメリハリもこんなところから来ているのでしょうね。





















これは、電話がかかってくると相手が誰なのかを写真でわかる電話




















お手洗いですが、ここにも工夫がいっぱいありました。
自分が映る鏡を見て驚く人には、カーテンを閉める

排泄の際に失敗がないように色で認識させる工夫。

全ては、人が本来の機能をできるだけ回復できるようにと考えられています。
人の尊厳を最も大切にする、スウェーデンならではの考えがたくさんつまったセンターでした。





















この素敵な部屋に通ってこられる皆さんがのびのびと太陽の光を浴びながら、おやつを食べたり
お話をされたりしていました。

あまりにも素敵な空間な為、「ここは王妃がつくられたらから、こんなに綺麗で整っているのですか」と質問したところ

「これは一般的なディケアホームです」と返事が戻ってきました。

スウェーデンならではの、一生のどんな時も、人の尊厳を大切にする住空間

その大切さを身をもって知る機会となりました。

百聞に一見にしかずとはこのことだと改めてかんじました。

住まいづくりのお手伝いをさせて頂く、私たちが大切にする根本だと教えられました。



原田恵美


http://www.cocochinoie.jp


 









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