2016年12月24日土曜日

私の本音。

京都市西京区 注文建築・リフォームをママ目線で設計・提案・工事させて頂いています、ココチの家の原田です。


最近、建築業界の方や、これから住まいづくりをご検討され、色んな勉強をされているお施主さんから「高気密高断熱で住宅を建てている人は、数値の競争をしている」と言われる事があります。

言い換えると建てる側のエゴ的な競争であって、実際に住む方へのメリットがない。
過剰であると言われているように思います。


現在の住宅は、当たり前に建築前から、家の性能と冷暖房等の必要量を計算できるようになっています。

前述の「数値競争」と呼ばれるのは、この家の性能を算出(Q値計算現在はUA値)して、性能の向上=この数値を向上させる事が目盛になっているからだと思います。


表面上の事を言うと、性能が上がると電気使用量が少ない。そして、エアコンの台数が少なくてすむ。

体感ハウスでは2.8kwのエアコンで冷暖房が可能だと算出されていました。
取り付けたのは8畳用のエアコン(2.8kw)。
完成から1年半、1台のエアコンを稼働して年中、室内の温度差は1℃以内です。

※「この温度差って何?」となりますが、極端な例ですが、暖房しているリビングは暖かいけど、廊下に出たら震える。
これが体感する温度差です。この温度差から心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすヒートショックになりやすくなります。

この温度差を出さないためにも、性能向上が大事なのです。(きちんとした断熱施工+気密+換気のバランスが大事です)

今のように寒い時期、温度差をなくすために、エアコンのスイッチを入れると、一生懸命エアコンが動くのですが、性能のよい家はすぐ温まるので、エアコンが一生懸命動く時間が短くなる

通常はリビングに12畳用、寝室に6畳用、子供部屋にそれぞれ6畳用ですが、一家に一台のエアコンでOK しかも8畳用1台(体感ハウスは大きな吹き抜け有で55畳)

しかも、玄関、廊下、お風呂、トイレ、脱衣場 家中すべてがほぼ同じ温度

表現すると、「何それぐらい?」となりますが・・・

暮らすとわかるこの快適性

朝、お布団から出て、ストーブの前で震えている事もない

アクティブな生活

エコな暮らし

財布にも優しい

暑い寒いにふりまわされない生活

冷え症の女子も元気いっぱい

熱中症の心配もない



ボキャブラリーの貧弱な私が文字にすると、パンチがききませんが・・・百聞一体感にしかずです


ココチの家では、数値の競争へ参戦しているわけではありません。
住まう方がココチよい空間で、そのご家族らしく暮らして頂く為のお手伝いをさせて頂く為に、性能向上が必須だと実感する今年の冬であります。


メリークリスマスでございます☆

ありがとうございます

ココチの家 原田恵美
京都市西京区川島寺田町18
http://www.cocochinoie.jp
TEL075-381-3507


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