2015年6月30日火曜日

窓の性能が、住む人の満足度を上げる

京都市西京区 桂で、京都らしい趣を大切にしながら、人に優しいスウェーデンの住宅方式で健康・快適・省エネ・主婦目線の注文住宅とリフォームをさせて頂いています原田恵美です。

ココチの家 新築住宅では、基本的に快適な温度を逃がさない、高性能な窓(防火地域でない地域は木製)を使わせて頂いています。

家づくりミニ情報
防火地域とは、都市計画法をもとに、国が地域ごとに様々な決まりを決めています。
その中で、密集した地域で万が一火災があった場合に、他の家に火が移りにくいように、家の仕様を決め、防火地域に建築をする際には、その仕様に沿って建築する事が必要になります

2年程前までは、日本の窓の性能は世界最低基準といっても良い程(メーカーさんごめんなさい)だった為、性能の良い窓を選ぶ=海外製品という風になっていました。

ですが、ここ1年日本のアルミサッシメーカーさんが、競争するように樹脂でできた高性能な窓を開発されています。




先日YKK APさんのお誘い頂き、YKK APフォーラムに行ってまいりました。















今回のフォーラムは、建築屋さん向けの雑誌「新建ハウジング」の社長さんのお話しでした。

建築屋として、考え方姿勢を正せとばかり様々な角度からお話しをして下さいました。


まず、2020年の省エネ住宅義務化によって変わっていくべき建築の姿についてお話しがありました。

家づくりミニ情報

2020年(平成25年基準)省エネ住宅義務化とは、現在は省エネルギー住宅と全く無縁と言っても良い程の日本の住宅です。京都議定書により二酸化炭素削減をしようと思うと、年々エネルギー使用量が増えている住宅を何とかしなくてはならないとの事から、住宅で大きく使う冷暖房のエネルギーを減らす為に、家の断熱性を義務化すると言う国の決定です。2020年以降に家を建てる際には守るべき義務となります。


2020年の義務化では、断熱に関する事は決められています。

気密について規定がないので、結露等の対策については重々検討の必要があると、私は思うのですが・・・


それをさておき今回のお話しで

全くその通り!!

と思う言葉が












建築屋の利益ではなく、「お客様がなが~く満足しながら住み続けてもらえる家を創ることこそが
自分達の使命である事」という、当たり前のお話しですが、当たり前でない事が多い事実をさくーっとお話しをされました。

社長さんいわく・・・

家を買われたり、建てられたりした時の、幸福度の絶頂期は、鍵を渡す引渡しの時だそうです!

その後、冬になると結露と寒さに震えながら、「何でこんな家建てたんだ~」

夏になると、冷房を我慢して熱中症寸前

そんなお客様が不便で不快な家づくりはやめて、「この家を建ててよかった・リフォーム」してよかったと、長く何代も思って頂ける家づくりをしてゆく事が大切であるとおしゃっていました。

その為に、夏は70%程の熱が入り、冬は温めた熱の60%が出て行く窓を、性能を上げていく事が、お客様に長く幸せに住んでいただける第一の方法であるとおしゃっていました。


長持ちする家は、資産価値が減らない住宅でもあります。

一人でも多くの方に、良い家に出会ってほしいと改めて願うと共に

改めて、背筋を伸ばす思いがしました。

なが~く幸せに住んで頂ける家づくり

がんばります!


ありがとうございます


京都市西京区川島寺田町18
新築・リフォーム ココロとカラダ、ココチよく
 by nakamura ㈱中村  代表取締役 原田恵美

http://www.cocochinoie.jp


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