2015年7月14日火曜日

危険な建物は家じゃないvol.1 (私の経験)

いつも有難うございます。
間もなく46才、京都市西京区桂で、50才からの人生をどう元気でイキイキと過ごせるかをテーマに、家づくり(健康住宅)を行っています。ココチの家 (株)中村 の 原田恵美です

家を建てられる時に、検討されるキーワードってどんな事がありますでしょうか

家はどこで建てても一緒 とは思われないと思いますが

外観が違ったり、大手ハウスメーカーが作るのか、地元の工務店が作るのか

もしくは、建築後のメンテナンスを考えて、大手ハウスメーカーがいいのではないかと

大切なのは、大手でも地元工務店でも、どんな性能の家を建てるのかが大切だと考えています。



それは、何故か・・・

何度もお話しをさせて頂いていますが、実は私が家の性能が原因で生きるか死ぬかという体験をしたからです。

36才の冬、ちょうど1月でした。

我が家は、暖房を入れたリビングの横に脱衣場とお風呂が配置されています。

その時も、リビングはしっかりと暖房がきいていました。

寒い脱衣場で服を脱ぎ、また寒いお風呂場(暖かいはずのユニットバス)に入り、暖かい浴槽につかった瞬間

頭の奥に痛みが走り、「詰まった」と感じました。

そして、気分が悪くなり立てなくなり救急車を呼んでもらいました。

CTをとってもらいましたが、何事もないとの事ですぐに家へと帰されました。

それからしばらくして、眼球が動かなくなり、目とその奥が痛くて痛くて、何とかしたいと電気やさんに売っている、低周波治療器具なんかを目に当ててみたり

しまいには、動くのも動けなくなったりと今思いだしても、あの時よりしんどい時はなかったなと思います。

もちろん、何とか助けてほしいとの思いで病院に通うも、原因がわからないと、色んな科をまわり、何軒もの病院をたらいまわしになりました。

最後に紹介して頂いたのが、大きな大学病院でした

そこでも、「死んで解剖してわかる菌かもしれない」と言う科の先生もおり・・・

年甲斐もなく廊下で大声で泣いていました。

その日も数科をまわって、最後CT検査もしてもらいました。

翌朝、病院の先生から電話があり「原因がわかりました、すぐに病院に来て下さい」と

行って、太ももから入れるカテーテルの検査をしてみると、やはり脳に破裂寸前のコブが1個あると

「すぐに手術しなけければ破裂します」と、夫と子供の到着も待たずに手術を受ける事になりました

全身麻酔をかけてもらう前に、もう家族に会えないかもしれないと、何とも言えない恐怖でいっぱいでした。

有難い事に私は今こうしてブログを書かせてもらっています。

手術を受ける事ができたのは金曜日でした。

もし、1日遅れていたら私は今こうしていなかったかもしれません。


回復をしてから、結局原因は何だったのかと考えると・・・

家の中の温度差から、血圧が上下する事によって発生するヒートショックでした。

言いかえると、家が原因で生きるか死ぬかの境目になったという事です。

助けて頂いた命を、一つでも危険な建物を減らす事に使っていこうと決心しています。

危険な建物は家じゃない・・・

家族が元気でイキイキと過ごせる、そんな家づくりの参考にしていただければと、少しずつ「危険な建物は家じゃない」シリーズを書かせていただこうと思います。




















↑写真は、息子一歳の時の写真です。
今では、あまり話もしなくなった息子ですが、そんな成長を見ていられる事に感謝しています。



長い文章、お読みいただきありがとうございます

京都市西京区川島寺田町18
新築・リフォーム ココロとカラダ、ココチよく
 by nakamura ㈱中村  代表取締役 原田恵美

http://www.cocochinoie.jp








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