ココチの家 ㈱中村の原田恵美です。
先日、人生で初めて新潟県に行く機会を得ました。
十日町という所で、古民家再生をしておられるドイツ人建築家 カールベンクスさんのお店に伺い、お話しを聞かせて頂きました。
日本の魅力に魅了され、日本に移住し十日町をベースに日本の古民家の再生に取組まれています。
日本の古民家がオレンジの壁に塗られると、ドイツの古い建物に見えてくるのが不思議です
カールさんが少し京都について語られました。
「昔の京都は、良い町並みがあった。
京都は、戦争で傷つかず大切な街並みが残ったのに、京都の人達は自ら街を壊していった」と、
自分が住む街を、街の外、海外の人達の方が冷静に客観的に見ておられるのではないかと感じた
カールさんは、古民家を活かしているが、人の快適性に関る、断熱や窓はしっかりしていて、寒い暑いの家づくりはしておられないと話されていた。
建築が街をつくる。
今だけではない、この先の街づくりにも影響する。
家づくりに携わらせて頂く者として、町並みに合った家づくりをしていく
街を形成する一つである事を意識して、家を建てる事の大切さを改めて意識するきっかけになりました。
室内環境は人の命を大事に考えたスウェーデン式の住宅づくりですが、外観は京都らしさを大切に、京都の良さを残していきたいと思う私の背中を押して頂く機会となりました。
らしさ・・・と言う難しい言葉ですが、残しておきたい良さと改善していきたい点、やはり融合させる事が今を生きる自分達の役割なのではと思える出来事が多い今日この頃です
ありがとうございます
京都市西京区川島寺田町18
新築・リフォーム ココロとカラダ、ココチよく
by nakamura ㈱中村 代表取締役 原田恵美
http://www.cocochinoie.jp
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